Praxis Edのより詳細な情報です。あまり多くある質問ではありませんが、これらの情報はサイト利用者の方々に役立つものだと考えます。
もちろんです。Praxis Edは定期的に効果の再検証を行っています。私たちはPraxis Ed語彙プログラムを利用した学生が独学で学習した学生よりも3−5倍、単語学習と記憶において進歩があるという研究結果を発表しています(下記質問参照)。その結果は単語を思い出し、かつ使用できることができるという有効な知識においてもっとも顕著でした。
日本で行われた別の研究は、Praxis Edを使用した学生と教室でノートのみを使って学習した学生を比較しました。両グループとも直後の試験成績は似ていたものの、数週間後の予告なしの再試験ではPraxis Edを使用した学生が、他の学生が既に忘れ始めているのに比べて学んだことをずっと長く記憶していることを証明しました。ここでもまた、その差は有効な知識の試験においてもっとも顕著でした。
他の方法に比べてPraxis Edがどれほど効果があるかを調べるために、2007年に語彙プログラムの研究を実施しました。
研究に使用したグループは以下の通りです:
試験の単語はクラスの中間試験に含まれました。全てのグループは単語においてほぼ同じような成績を示しました。
中間試験の6週間後、学生が単語をどれだけまだ記憶しているかを調べるために予告なしの単語の試験を行いました。この6週間の間に学生たちは中間試験に出された単語を復習することはありませんでした。試験は学生たちが単純な単語の記憶(受容性)だけでなく、その単語を思い出して正しく使用することができるか(活用性)を試しました。
結果は以下の通りです:
総合単語得数(中間試験と後の試験)
Praxis Edのみ Praxis Ed + クラス学習 クラス学習 + 個人学習 個人学習のみ | ||||
受容的語彙 | 活用的語彙 |
グラフからも分かるように、Praxis Edを利用した学生は他のグループに比べて2−4倍も進歩を見せました。全ての4つのグループは中間試験のときにはほぼ同様の進歩があったものの、Praxis Edを利用した学生のみが学んだ単語をそのまま記憶していることができました。
こちら(PDFファイル)からさらに詳しい研究結果が見られます。
Praxis Edは1つの単語に多様な練習問題を提供することで、その他の単語学習サイトとの差別化を計っています。それぞれの練習問題は学生に単語の深い理解を与えるためにその単語を様々な文脈で見ることができるようにしています。
単語を英語で見て母国語でその単語を認識するというフラッシュカードのような単純な勉強法には全く問題はありません。Praxis Edにもそのような練習問題があります。しかしながら、このような勉強法のみでは単語に関する多くの情報を逃してしまいます。その多くの情報は以下の理由で重要なのです:
私たちの研究結果(上記)によれば、学生にこのような多様な種類の練習問題を与えることは、新しい単語を実際に使用することができる能力において大きな違いをつくるのです。これがPraxis Edの違いです!
全体的に良い反応です。
私たちは毎年学生がPraxis Edに対してどう感じているかに関するアンケート調査を実施しています。2012年のアンケート調査の結果は以下の通りです。(韓国の3つの大学と中東の1つの大学から選ばれた1122人の回答者):
とても役立つ | 34.0% |
役立つ | 50.1% |
あまり役立たない | 11.4% |
全く役立たない | 4.5% |
結果は年によって多少異なりますが、調査を実施したおよそ80−85%の学習者がPraxis Edがとても役立つ、または役立つと答えています。Praxis Edは有益なのです、そして学生たちもそれを認めています。
プログラムには3つの規則があります。
土曜日のセッションは「一週間に6個のセッション」の規則に反したのでしょう。前週に6個のセッションをすでに終えていなければ、日曜日の早朝に完了されたセッションは土曜日のセッションとして記録されます。
可能です。Praxis Edは教員と語学プログラムのためにカスタマイズされたリストを提供致します。学生に学ばせたい語彙のリストを頂ければ(または授業で使用するテキストの名前を教えて頂ければ)そのリストを作成致します。もっともよく使用される英単語5000個の中から比較的高頻度な単語を使用します。
もっともよく使用される英単語5000個以外の特別な単語のリストを希望される教員やプログラムの方は、ご一緒にリスト作成の相談をする必要があったり、単語のリストの準備に時間がかかることがあるかもしれません。
Praxis Edで授業を作るときに、学生にあなたが選択した単語リストを学習させる、あるいは学生自身に自分のリストを選ばせるオプションがあります。Teachers » Classes のアドバンス編集オプション(advanced editing options)で force list と coerce list で no を選択してください。学生がサイトに参加するときに自分が学習したいリスト(Core, TOEICあるいはUniversity)を選択することになります。
サイトで容易に学生の進歩を確認することができます。Teachers » Progress Reports で各学生がいくつのセッションを完了したかを見ることができます。学生がどれだけ進歩しているかを知るには通常これで十分でしょう。サイトには「点数」はありません。セッションを終えるには学生は全ての問題に正しく答えなくてはいけません。もし学生が答えを間違えた場合、プログラムは自動的にセッションに復習問題を追加し、間違えた問題を繰り返します。学生はセッションを終えるためには全ての問題を100%正しく答えなければいけないのです。
お望みの場合は学生の進歩のさらに詳細な情報をサイトで見ることができます。詳細な報告によって学生がサイトにどれだけ時間を費やしたか、どれだけ答えを誤ったか、各練習問題に対してどのような結果を出しているかなどを知ることができます。